サボットはプラスチックワッヅに包み込んで使用するため、ライフルドスラッグに比べ弾頭を小さくできます。 |
ライフルドスラッグは弾がそのまま、銃身内を通るため弾頭の大きさは銃口のサイズとほぼ一緒になる。12番だと18.7mm程度 |
また弾を中心に挟み込んで使用するためワッヅの形状を変えることで、理論的にはどのような形状の弾頭でも発射することが可能になります。 |
Remigton Copper Solid Sabot Slug |
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Federal Premium Barnes Sabot Slug |
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国内で入手した Barnes Sabot Slug (EXPANDER SGS) |
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Federal Premium Sabot Slug |
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Lightfield Sabot Slug |
上から2つのサボットは、銅を使用した弾頭で、銅弾サボット(バーンズ弾頭)と呼んでいますが非常に入手が難しく、現在日本の正規輸入代理店では取り扱っていないようです。 しかしながら現在、北海道の蝦夷鹿猟で鉛装弾規制の動きがあり、今後は徐々に銅弾に切り替わっていくものと思われます。 |
サボット弾はライフルドスラグに比べて非常に優れており、1/2ライフリング付き散弾銃を用いて使用した場合、絶対的な優位性があります。 しかしながら一つだけ大きな欠点があります、それは非常に高価だと言うことです。通常のクレー射撃用実包であれば40円/1発でお釣りがきますが、サボット弾に至っては一番安いもので300円/1発以上、高いものでは1発900円なんて値段の弾も有ります。 これではサボット弾を使用して射撃を楽しむことすらできません。 そこで筆者はサボット弾を使用して安価で射撃を楽しむため、実包のハンドリロードを実施しております。 下記の写真は筆者が弾頭のキャステング(鉛のインゴットから弾頭を作る)からハンドリロードしたサボット弾の写真です。 |
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サボットを包み込むワッヅは市販のものを用いて、弾頭だけキャスティングし作成したものです。弾頭の形状も市販のLightfield
Sabot Slugと似通っており、50mで4cm程度(5発)の集弾が可能です。 価格的にも1発当たり 弾頭(525gr 6円)+ワッヅ(8円)+雷管(15円)+火薬(30gr 40円)+薬莢(0円)=70円程度/1発で作成可能です。市販装弾の一番安いサボット弾が300円程度なのを考えるといかに安くできるかが判ります。 |
単位 1gr(グレイン)=0.0648グラム 1pound(ポンド)=453.59グラム 雷管と火薬は許可さえ受けていれば、銃砲店で入手できます。一般的には雷管は100単位で1500円、火薬は1/2ポンド(約227グラム)単位で4500円で入手できます。 弾頭の原料である鉛はスクラップ屋で安く入手します。スクラップ屋が近くに無い場合は釣り用の鉛で考えると2kg800円で釣具屋さんに売っていますのでこれを使用すると約14円/1発で程度になります。 弾頭がキャストできない場合でも、国内でブリネッキ弾頭のみを販売している銃砲店が有りますのでそれを利用することもできます。 ワッヅは市販されているものを利用しますが、一般的には売っていないため個人輸入で対応しています。(最近、国内の銃砲店で市販しているとの情報がありました) 薬莢は射撃場で拾ってきますので0円。 |
材料は以上でそろいますが、実際には鉛をキャストする道具やリロードするプレスが別に必要になります。 |
日本でも散弾用のバーンズ弾頭(サボット)を購入することが可能になりました。購入先はこちら「(株」)ファーイーストガンセールス」です。購入の旨を連絡すれば対応していただけると思います。ただし弾頭だけなのでリロードが必要です。 私が購入した時は1400円/10ケ(税、送料別、専用ワッヅ込み)でした。知っている海外の販売店での現地価格がセールで同じものが$11程度なのでこれに、送料、関税、手数料等を考えれば、個人輸入するよりもはるかに安く日本で購入することが可能です。 |
BARNES BULLEST 10ケ入り パッケージとしては (1)弾頭 (2)クッションワッヅ (3)プラワッヅ (4)サボットワッヅ の1弾頭4つのパーツが入っています。 弾頭重量: 1OZ |
Sauvestreと言う、メーカのサボットです。 かなり細長い弾頭形状をしています。 |
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弾頭のお尻に飛行中に弾自身が回転するように角度の付いた羽がついた弾頭です。 | |
BOLOと呼ばれるものでワッズ内に2つの錘とその間にワイヤーが張られたものです。ワイヤーで殺傷します。 | |
上のはワイヤーですがこれは細い紐?のようなものでです。 | |
フレシット弾と呼ばれるものです。 矢自体は5.3Kmも飛ぶそうです。 POINT TARGET 75m ベトナム戦争で使用されたそうです。 |
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ぱっと見た感じ普通のサボット弾に見えます。 そのためこの弾は貫通力を最優先にしたサボット弾です |
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トレーサー(曳航弾) 散弾銃にも曳航弾があります。 |